いすみ市に存在する「一路橋」
やっと、雨がやみました。昨日、強風でしたが、私は文学散歩に出かけました。「いすみ市」は、有名な文豪とのつながりが多く伝えられています。その中の一つを紹介します。「真実一路」という小説をご存知ですか?。有名な「山本有三」さんの作品ですね。この作品は「いすみ市」との関係がとても深いのです。「真実一路」は、作者が48歳の時に書いたもので、「路傍の石」と並ぶ代表作です。大原の塩田川にあった「翠松園」という旅館に3か月間滞在し、執筆に打ち込んで完成させた大作です。後に、塩田川にかかる橋が、「一路橋」と名付けられ、橋のそばには小説の中の美しい夕景の一節を刻んだ碑が立っています。【海面に夕もやがおりかけて 水も空も一ように ネズミ色にそまって行ったが シオタ川の川かみのあたりだけは 入り日の反射で ぼうっと明るく 光っていた】・・・「真実一路の一節から」。皆さんも、いすみ市の文学散歩に来ませんか?。24日、ǸHkの「つるべいに乾杯」で「いすみ市」が放送されます。